FUJITAが高木に、論外&MAZADが大阪06に勝利し、ベルトが愚連隊に勢揃い!世界一性格の悪い神の子が降臨!

130116_Gurentai-1.jpg東京愚連隊自主興行
東京LOVE III ~WE ARE T☆OKYO~
日時:1月16日(水) 開始:19:00
会場:新宿FCAE
観衆:400人(満員)

 16日、新宿FACEで行われた東京愚連隊自主興行『東京LOVE III 〜WE ARE T☆OKYO〜』。メインでは2011年9月に行われた自主興行でDDTの高木三四郎がNOSAWA論外から奪取した東京世界ヘビー級王座を、愚連隊に奪回するためにFUJITAが挑戦。

 試合開始前からお互いに「バーカ」「お前の方がバーカ」と大人気なく罵り合う両者。FUJITAがトペで先制すると、高木もブレーンバスターの体勢からFUJITAをトップロープに叩き付けて逆さ吊りにしておいて、ドロップキックで場外に蹴り落とし「どうだ上から見下ろされている気分は」と勝ち誇る。
 さらにFUJITAをリングに戻し、コーナーに逆さ吊りにした高木は、Fromコーナーtoコーナー......と思わせておいて、ドラゴンリングインからの串刺しドロップキック。FUJITAも延髄斬りやニーで反撃すると雪崩式フランケンからダイビング・ボディプレス。しかし剣山で迎撃した高木は、三四郎スタナーで叩き付けると「城を建てるぞ!」と叫ぶ。だが、この日の観客はDDTファンが少なかったようで、反応がイマイチ。高木はそんなのお構いなしに大量のイスをリング内に持ち込むと、歌舞伎町のど真ん中で新宿城を築城し始める。
 当然妨害するFUJITAだが、なぜか高木をどかして自分で築城し出す。ようやく城が完成し、高木がFUJITAを叩き付けようとするが、和田京平レフェリーが「危ない」と止めに入る。高木が「俺たちの夢がかかってんだよ!」と訴え、京平レフェリーに食ってかかると、京平レフェリーは高木を新宿城に叩き付けていき、敢えなく落城!
 すかさずFUJITAはSAYONARAで叩き付けるがカウントは2。高木もぶっこ抜きブレーンバスターからシットダウン・ひまわりボムを狙うが、これをフランケンで切り返したFUJITAはサスケだめしセグウェイ。これもカウント2で返した高木はスピコリドライバーから串刺しラリアットを放っていくが、2発目をかわしたFUJITAはスクールボーイで丸め込むと、トップロープに足をかけてガッチリ抑え込んで3カウント。
 試合後、「もう1回やろう」と握手を求めた高木に対し、自分から握手を求めたFUJITA。高木が渋々応じると、FUJITAはガットショットからサスケだまし! そして「オイ、高木三四郎! 偉そうなこと言ってんじゃねぇよ! でも三代目チャンピオンのこの俺がベルトの価値を高めることが出来たら、コレ賭けて闘おうぜ」と言い放ったFUJITAは、最後に「東京愚連隊はこっぱずかしい大人かもしれないけど、プロレスが大好きなんです! プロレスがないとダメな人間ばかりなんです。応援してくれとは言いません。ただチケットを買って観に来てください。皆さんが一人でもいる限り、東京愚連隊は不滅だ!」と叫ぶと『みちのくプロレスのテーマ』が流れた。

130116_Gurentai-2.jpg 新設された東京世界タッグ王座の初代王者決定戦として、NOSAWA論外&MAZADAの元祖・東京愚連隊タッグと、ドラゴンゲートのCIMA&Gammaの大阪06が激突。
 「爽やかに闘おう」と誓い合った両チームだが、Gammaはスイートエンジェルキッスや汚水攻撃などいつものようにやりたい放題。CIMAも論外に向かって「タクシー!」「自画像!」と叫びながらチョップを打っていく。するとMAZADAもタッチロープを使ってチョーク攻撃、論外もCIMAの股間を鉄柱に叩き付け、爽やかさからどんどん遠ざかっていく。
 しかし論外が久しぶりに低空ドロップキックからのシャイニング・ウィザードを決めると、MAZADAも正田ひねりから足掛け式DDT。Gammaもフラッシュバックで応戦すると、CIMAが竹刀をパス。これをMAZADAがインターセプトしてGammaに竹刀攻撃をお見舞い。だが、CIMAが竹刀を奪い返して反撃すると、Gammaのブリッツェン+CIMAのフットスタンプという合体攻撃→CIMAがMAZADAにバッククラッカー→大阪06でトカレフ二丁拳銃を発射!
 ところがGammaの飛距離がやや届かない! そのせいかGammaのガンマスペシャルからのCIMAのメテオラは論外が阻止。すかさずMAZADAが変型のオクラホマロールで丸め込んで3カウント。潔く負けを認めた大阪06だったが、Gammaのトカレフ二丁拳銃だけは「もう1回やらせてもらえませんかね?」とお願いしていた。一方、ロスにいる師匠の高野拳磁から最近「開き直ってやれ」と言われたという論外は、今後も愚連隊興行の継続開催、マスカラスとのシングル戦実現、さらに新日本プロレス参戦を狙っていくという。

130116_Gurentai-3.jpg 2007年の『NOSAWA BOM-BA-YE』に来日したドス・ミル・シエテ・ベルウッドの息子であるドス・ミル・トレセ・イホ・デル・ベルウッドが初来日! メキシコでは「世界一性格の悪い神の子」と呼ばれているらしい、このドス・ミル・トレセ・イホ・デル・ベルウッドはウルティモ・ドラゴン、レイ・菊テリオとタッグを組み、バラモン兄弟&バラモン・エル・ゲレーロと対戦。
 注目のベルウッドは腕を取られても腹筋の力で飛び起きてアームドラッグで投げ飛ばし、さらに相手の腕を取りロープに飛び乗ってからのアームドラッグで投げ捨てると、天に向かって祈りを捧げる。そんなベルウッドを見て「中身誰なんだよ?」と正体が気になる様子のバラモン兄弟。
 するとベルウッドがケブラーダを狙ったところで、足を引きずって場外に引きずり込んだバラモン兄弟は「コイツのマスクを剥いでやるぜ!」と宣言してマスクを剥がしてしまう。シュウがベルウッドのマスクを被っておちょくる中、ベルウッドはその独特すぎる髪型を露わにしながらも両手で顔を隠す!
 菊テリオが619を決めてベルウッドのマスクを奪い返すと、場外に出てアッサリと憮然とした表情を露わにしながらマスクを被り直したベルウッド。リングに戻り、ゲレーロに対してどこかで見たことのあるスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙ったベルウッドだが、バラモン兄弟が阻止。
 だが、菊テリオとウルティモがバラモン兄弟を場外に追いやっている間に、ベルウッドはゲレーロのチョップをかわしながらロープに飛ぶと、ラ・ミスティカならぬミノティカをズバリと決めてギブアップを奪った。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼リッキーライブワールドツアー2013 in 新宿

▼第1試合 菊☆勝ちやす ~ROAD to 超日本プロレス~ 15分1本勝負
○飯伏幸太(DDT)
9分49秒 腕相撲
●菊タロー(アキバプロレス)

▼第2試合 千葉 対 埼玉 20分1本勝負
○中嶋勝彦(DIAMOND RING)/北宮光洋(DIAMOND RING)
17分33秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
TAKAみちのく(K-DOJO)/●タンク永井(K-DOJO)

▼第3試合 ワクチンファイト提供試合~ワクチンファイト in スーパーマサオワールド~  30分1本勝負
高山善廣(高山堂)/●甲斐拓也(ワクチンファイト)
16分21秒 巻き込み式エビ固め
○井上雅央(フリー)/佐藤光留(パンクラスMISSION)

▼第4試合 世界一性格の悪い神の子!二代目登場! 45分1本勝負
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/○ドス・ミル・トレセ・イホ・デル・ベルウッド/レイ・菊テリオ
15分40秒 ミノティカ
バラモンシュウ/バラモンケイ/●バラモン・エル・ゲレーロ

▼第5試合 東京世界タッグ選手権初代王座決定戦 60分1本勝負
NOSAWA論外/○MAZADA
19分4秒 エビ固め
CIMA(DRAGON GATE)/●Gamma(DRAGON GATE)
※NOSAWA&MAZADAが初代東京世界タッグ王者となる

▼第6試合 東京世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
[王 者]●高木三四郎(DDT)
14分13秒 横入り式エビ固め
[挑戦者]○FUJITA
※第2代王者が初防衛に失敗。FUJITAが第3代王者となる

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